12月18日(水)に うるしアートはりやの全員で 京都 清宗(せいしゅう)根付館に伺いました!
清宗根付館では 今月初めから29日(日)までの間、「針谷祐之・絹代」展が開催されております。
京都 壬生寺の向かいに位置し、電車やバスでアクセスしやすい場所にある清宗根付館。
建造物自体は文政三年(1820)に建てられたもで、京都市指定有形文化財に登録されています。
根付のコレクションは4500点以上!
その中から現代根付を中心に約400点を展示しております。
毎月展示が入れ替わるので いつ行っても新しい発見があります。
外観も然る事乍ら 館内も歴史を感じる奥ゆかしい佇まいをしています。
1階に現代根付を展示するスペースが4部屋、2階は現代根付と古典根付を展示しているスペースが2部屋あります。
針谷祐之・絹代の根付は1階の2部屋で展示されていました。
館内は撮影禁止なのですが 特別に2人の根付を撮影させてもらいました。
展示スペース 1部屋目
みんなで作品を鑑賞しています。
展示スペース 2部屋目
祐之が根付の説明をしています。
針谷絹代 作 「 スイミー 」
針谷絹代 作 「 アゲハ蝶 」
針谷絹代 作 「 はち鳥の楽園 」
針谷絹代 作 「 夕涼み 」
針谷祐之 作 「 希望の缶詰 」
針谷祐之 作 「 さかさ富士 」
針谷祐之 作 「 ヘビースモーカー」
針谷祐之 作 「 狙い撃ち 」
針谷祐之 作 「 雪やこんこ 」
針谷祐之 作 「 登竜門 」
根付は帯に通す留め具として使われるため、どの方向から見ても絵付けが施されています。
鏡を使って裏面も見えるように展示されていました。
針谷祐之 作 「 三嶌越 」
根付の大きさは平均して4cm程。
小さなモチーフの中に 題材の持つストーリー、
遊び心いっぱいのなぞ掛けが 緻密な絵付けや彫刻で表現されています。
私にとっては初めての清宗根付館。
スケジュールの都合で滞在時間は1時間でしたが、全然時間が足りませんでした!
数々の根付作品はどれも見応えがあり、作品名を見てストーリーを想像し、
どのような技法でこの作品達が出来上がったのか 過程を考えまた感心していました。
館内では根付の製作風景も動画で流しています。
次はプライベートで 滞在時間を増やしてじっくり根付作品を見たいと思いました。
「 針谷祐之・絹代 」展は 今月29日(日)まで開催されております!
作品集 『 根付作家 祐之・絹代の世界 』に未掲載の根付や
2人の新作根付も展示されています。
ぜひこの機会に精妙な職人技をご高覧下さいませ。
「 針谷祐之・絹代展 」
会期 2019年 12月01日(日) 〜 12月29日(日)
会場 京都 清宗根付館
時間 10時〜17時
休館日 月曜日
●京都 清宗根付館
https://www.netsukekan.jp/
うるしアートはりや
針谷 裕美
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