
2026年8月7日〜9日、世界最大規模の万年筆の祭典アメリカ「ワシントンD.C.ペンショー」にて針谷祥吾がurushipen.coms さんにご招待頂き蒔絵の実演を行いました。
▼針谷祥吾が蒔絵を担当したurushipen.comさんの新作万年筆はこちらから。
・ShiZen Pygmy Woodpecker on M4C Fountain Pen ( 小啄木鳥蒔絵 溜め塗り万年筆 )
・ShiZen Kingfisher’s Devotion on M4C Fountain Pen( 翡翠蒔絵 黒金地万年筆 )

3日間urushipen.comさんのブースにて蒔絵実演を行い、8日の午後にスペシャルショーとして約100名のお客様を前に蒔絵の工程説明・実演・質疑応答を行いました。
▼スペシャルショーの写真です。手元をプロジェクターに写し針谷祥吾の言葉を通訳のMinaさんがお客様に説明しています。

▼ゲストのFigboot on Pens デビッド・パーカーさんのYouTubeでもスペシャルショーの様子をご覧いただけます。9分19秒頃から再生されます。
▼同じくデビッド・パーカーさんのYouTubeで針谷祥吾が描いた蒔絵万年筆の解説が投稿されています。
針谷祥吾からコメント
今年はアメリカ・ワシントンD.C.ペンショーにて、蒔絵の実演をさせていただくという大変貴重な機会に恵まれました。
会場では多くの方に興味を持って声をかけていただき、ご自身の貴重なヴィンテージ蒔絵万年筆コレクションを見せていただいたり、「蒔絵を習っている」とご自身の漆塗りや蒔絵の写真を見せてくださる方との出会いがありました。
中には「磨いても金が綺麗に光らない」とお悩みの方もいらっしゃり、その場で実際に磨き上げてお見せしたところ、とても驚き、喜んでいただけたのが印象的です。
別室で開催したライブ実演ショーには、100名近くもの方々が集まってくださり、真剣な眼差しで耳を傾けていただきました。こうした舞台は緊張しますが、楽しくお話ししながら工程をお見せすることができました。特に、研ぎ出すことで文様が現れる「研ぎ出し蒔絵」の工程や、金粉を蒔く瞬間には大きな反響をいただきました。
質疑応答で面白かったのが「平蒔絵はでこぼこしているのになぜ平蒔絵というんですか?」という質問で確かに「平(たいら)」という漢字がついているのにおうとつがあるなと思いました。
当たり前に使っていた言葉でなぜ今まで疑問に思わなかったんだろうとその後も考えていたらたぶん「平」を「いつも通りで特別ではないこと」の意味で捉えていたからだと思いました。平蒔絵をそのまま英語翻訳すると「 flat makie 」、私たちは「 basic makie 」という意味でこの言葉を使っていたんだなと気づきました。

このような素晴らしい交流と経験の機会を下さったurushipen.comのJasonさん、設営に尽力してくださったJasonさんのご家族の皆様、素晴らしい通訳で支えてくださったMinaさん、そして司会進行をスムーズに手伝ってくださったDavidさん。皆様の温かいサポートのおかげで、最高のパフォーマンスを届けることができました。今後とも皆様のご活躍とご多幸をお祈り申し上げます。心からありがとうございました。
▼最後にペンショーの設営前にワシントンD.C.を観光した時の写真になります。歴史ある立派な建造物に感動し日本にいない野鳥の姿を見て刺激を受けました。



